子育てが向いてない・しんどい。「好きで産んだんでしょ」の言葉にモヤモヤ。みんなの妊娠出産の動機って何だろう?

抱き合う2人の女性

やめりゃいいのに、ネットの掲示板をちょこちょこ見に行ってしまいます。そこで子育てに疲れたお母さんがグチると、いつも決まって出てくるセリフがあるんですよ。「好きで産んだんでしょ」と。どういう人がこんなことを言うのかネットだから分かりません(個人的には女性も結構言う人が多いと思う)。

でも私、この言葉を聞くとモヤモヤしてしまうんです。今回はそんな私のモヤモヤを吐き出させてください。ちなみに私はこの記事を「同類の傷の舐めあい」を主な目的として公開します。世間に議論を投げかけるためではありませんのでご了承ください。

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女性が妊娠出産する動機なんてさまざま

私の妊娠出産は親孝行のため

最初に私の妊娠出産の動機をお話しします。それは動機の9割以上が親孝行のためだったということです。こう書くとものすごいインパクトがありますが、決して珍しい話ではないんじゃないかと思うんです。「孫の顔を見せてあげたい」なんてまさにそれでしょ?

これが50歳になってもできる話だったら誰も焦って結婚なんかしないわけです。仕事も遊びもノリにノってる20~30代に、時間やお金(仕事)を捨てても心から喜んで妊娠出産したいという人は「仕事が辛すぎて(人生に明るい未来が見えなくて)結婚という選択肢に逃げたい人」「すっごく子どもが好きで、一刻も早く自分の子ども(or愛する夫の子どもを)を抱きたい人」のどちらかという気がするんです。

保育園を利用してどちらも手に入れたいという人が増えていますが、これだって出産育児が50・60でも体力的に余裕でできるなら何も急いで今産もうとは思わないんではないかと。

何がいいたいかというと、本心から子どもが好きで好きでどうしても欲しくて、何があっても大事に育てる自信があって、準備万端で妊娠に臨む人なんかひと握りで、本当は夫や両親・義両親・世間体(結婚して身体に問題がないのに子どもがいないのはおかしい…という周囲や自分自身からのプレッシャー)に押される形でそうする人が実際は多いのかなと。

「気がする」とか「かな、と」のような文末ばかりで恐縮なんですが、私自身がそうだからどうしてもこういう見方になってしまいます。私のような人間が全体の何割か、知る由もないんですが。でも少なくないと(勝手に)思ってるので、同志を元気づけたいなと思うんですよね。

妊娠が渋々…というと言いすぎで違和感覚える人もいると思います。「まあ、それもあるけど私も子ども欲しいというのは事実だし…」これも当然あります。私もそう。でも、一歩踏み込んで自分の本音に問いかけてみます。

「もしあなたが男だったらそんなに悩んだ?焦った?」と。

私の答えはNoですね~。ていうか皆そうじゃないの?私は「仕方ない、女はそういうもん」という割り切りで・軽めのあきらめが入って妊娠出産を通過しました。多くの女性もそういうところあると思うんだけど…。

あなたは、どうですか?

カモミールの花

だからこそ感じる「好きで産んだんでしょ」へのモヤモヤ

スタート地点がこういう感じなので、私のような人間は「好きで産んだんでしょ」という言葉に対して非常にモヤモヤするんです。

小雪さん発言炎上に思う 産んでも産まなくても、誰かに何かを言われます(読売新聞)

いや、産んでも産まなくても女は文句言われるのよ。本当そう。小雪さん、その言葉に全部詰まってますよ。

あと、不妊治療をしている女性がテレビで「夫の子どもを産んであげたいんです」っていうのを聞くと「産んであげたい」ってことは多少なりともボランティア精神に近いものが入ってる?と感じてしまうんです。別に非難してるわけじゃなくて、…まあ、つまり妊娠出産って基本辛いことが多いし、そういう表現になるよなあ、と共感しちゃうんですね。

いろんな母親がいるんですよ…

私は男児2人の母です。スタート地点の気持ちはこんなんだったけど、子ども2人の笑顔を見てればもちろん産んだことを後悔する気持ちは起こりません。彼らの存在がない世界は想像できません。ただ、妊娠前に戻って「男も妊娠出産できるようになったけど、どう?丸投げしたかったらできるよ。あなた働けばね」とか言われたら「喜んで!」と即答しますよ。

ここで「いや、妊娠出産は私がやりたいです」っていう人、何割いるのかな~。興味あるな~。こんなアンケートとったらすごい炎上しそうだけど^^;

私の思いに共感してくれる人が誰もいなくてもいいんだけど、でも色んなお母さんがいるんだってことだけ多くの人が知ってくれるといいなと思います。例えば私みたいな。世間様は母親がみんなマリア様みたいな母性の化身だと思いたいんだろうけど(その方が都合がいいし)現実は違うのよ。ごめんなさい。

男はこんな悩みとは無縁というだけで幸せに思える

一家を背負って一生働くというプレッシャーに押しつぶされそうなお父さん方に向かって、こんなことを言うのはおこがましいんですが、私にはそう思えます。うらやましいです。今まで私がつらつら書いた愚痴は、男性は完全に他人事にできる。すごくうらやましいです。

常に妊娠出産をいつでも他人事にできる(本当はいけないんだけど)立場だから、是非とも男性の方々にはパートナーを大事にしてあげて欲しいです。

コスモス畑

私はこんな不届き者のくせに、もったいなくも2人の子どもに恵まれました。あるとき旦那に聞いてみたんです。「妊娠出産が痛くて辛くて嫌だから、子どもは産まないって私が言ったら結婚していたか?」と。

答えはNoでした。当然ですね。でもそういうことなんです。女は、本人の意思に関わらず結婚の交換条件として暗に出産を求められる空気がある。嫌だとは言わさない空気がある。女もそれを敏感に感じとってそれに応えようと努力する。

選択権があるようでない。そんなことを思うと悲しい気持ちになるのは私だけでしょうか…。

子どもは関係ないということは忘れないでいてほしい

ママが子育てでグチったら「好きで産んだんでしょ」ってやりとりを見てモヤモヤしたって話を書いてきました。でも子どもは関係ない、本当にそれだけはね、しっかり胸に刻みたいなって思います。子育てでしんどい人たくさんいると思うけど、ここだけは一緒に頑張ろう。

学校とか会社とか、大抵世の中って「入れてください」ってお願いして入りますよね。でも子どもだけは違いますよ。向こうからお願いされた覚えなんてない。こちらが来てくださいっていって来てもらったんですね。こちらがお願いして来ていただいた以上、できる限りのことをしてあげなければ。

人によっていろんなスタンスがあるでしょうけど(愛情があふれるほどあるから、そんなこと考えたことないって人もいるだろうし)、私はそこは筋をとおすっていうか、気持ちが弱くなるとそんな風に思ったりしてます^^; 要は自己コントロールの一環ですかね。

おっと、何だかしんみりした雰囲気になってきちゃいました。いかんいかん。長くなってすみませんが私はね、似たような女性を励ましたかったんです。こういう考えの人間もいるよ、と。オチも何にもなくてすみませんけど、あなたの気持ちが少しでも軽くなったならうれしいです。

さて、子育て頑張っていきましょうか!ではでは!

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