お墓の移動は思ったより大変。バカ高い改葬料と寺同士のいざこざで、実家が墓じまいをあきらめた話。

お布施のイメージ

今の時代、先祖代々続いたお墓を守っているお宅は少なくなってきてますね。お墓と自宅が離れていることは珍しくありません。私の父(67)も「墓参りができなくなる前に、自宅近くにじいさんのお墓を移したい」といっていろいろ動いていましたが、結局断念しました~というお話です。

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改葬料が300万!?

これは我が家に起きた話なので、相場がどの程度かは知りません。私の父が、祖父母のお墓を神奈川の自宅近くに移そうと思って改葬の相談をしたところ、A寺(祖父母のお墓。東京)に提示されたのは300万でした。

もうこの時点で改葬する気がほとんどなくなったようなもんですよね。300万の内訳は、中には本当にかかる費用(石屋さん・運送屋さん)もあるでしょうけど9割はお布施だろうなあ…。こういうのって相場があってないようなもんでしょうけど、かつて毎日新聞に「改葬の費用は約300万円」という記事が載ったことがあるようです。もしかしたらこういうメディアの報道にお寺が乗っかってるだけだったりして。

改葬先のお寺との関係もからんで、より一層複雑に

私の祖父母のお墓を移そうとしたときの状況は以下の通りです。

  • A寺:東京。曹洞宗のなかでは結構大きくて偉いお寺だそうな。祖父母が眠っている。
  • B寺:神奈川のド田舎。先代がA寺に修行にいった経緯があり、完全にA寺の格下。

今回、↑のような状況下でA寺からB寺に改葬しようとしてたわけです。簡単にいうと親分から子分に大事な顧客が移ることになる。A寺の住職はなかなか首を縦に振らない。加えて300万の改葬料。

B寺の住職もこの話をとおしたらA寺ににらまれるのは必至なので、相談しても下を向いてグズグズいってる。あー、改葬ってこんなに大変なことだったのね。金さえ払えばいいかって話でもないんですね。甘かったー。

というわけでこの問題は放置することに

そんなわけで、我が家は祖父母のお墓をこのまま放置することにしました。父は仕事で忙しくて墓参りにいけないし、年数回のお付き合い(施餓鬼とか)に少しお金だけ出して終了です。祖父母は父(長男)と結構いざこざがあって、あまり良い関係ではなかったのでこれでいいんでしょう。

でも生前、故人と良好な関係で絆が深かった場合は苦しいですよね…。歳をとって身体にガタはくるし、墓は遠いし、できればすぐ行ける距離で守ってあげたい…と願うのは自然な流れなのに、檀家から300万もとろうなんてはっきりいって鬼ですな。

ましてや寺が格上だの格下だの、そんなこと仏さんに関係ないだろって話ですよ。こういう話って核家族化が進んだ現代ではますます増えていくだろうに、お寺って全然世の中の空気読まないんですね。

あとがき&悩んでるあなたにエール

まあ怒ってても解決するわけじゃないし、無い袖はふれません。大切な故人のために虎の子を出そうとしているあなたの気持ちは尊いですが、その300万はどうせ住職のベンツに化けます。

故人の魂はお墓にはいません。いつもあなたのそばであなたを見守っていますよ。千の風になってますよ。故人はきっと存命のご家族が幸せに暮らすことを望んでいるはず。だから、お金は生きている人のために使いましょう。ではでは。

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